高まる要求？！　

2019年12月に

この状態から、機能美デンチャーという自費治療で

上の入れ歯を、機能と審美性を回復するように

作って、御本人の納得を頂いたと投稿したのですが

2020年4月に入って　見てくれだけを重視した下に入れた

ノンクラスプデンチャーが噛めないと訴がありました。

その時のレントゲンがこちら、　右下の残存歯牙

入れ歯の機能を邪魔しているように見えました。

「上が良かったから、したも同じ入れ歯で治して欲しいの！」

何度も説明したのですが、頑と作る事を望まれるので

残存歯の加工をすることを条件に

とにかく、プラークコントールをお願いし

作った金属を歯に試適したときの、歯の動揺が思った以上に大きく

模型を見せながら御本人に動揺の状態と保存の意味を説明し

作成は勧められないと説得をするも、歯ブラシを頑張るからと・・

一ヶ月様子を見せて頂き

5月の中旬に入れ歯のメタル指摘と咬合採得2度ほど行い

動揺の改善は見られなかったのですが、御本人の頑張りは見て取れ

5月23日に完成しました。

巷では、コロナ問題で自粛を声高に言われていて

「延期した方がよろしくないですか？」の問いかけに

「先生がよろしければ、私はかまいません！」

「では、お互い様と言うことで・・」

で、ここまでこぎつけました。

やはり、見た目は審美的な入れ歯には及ばないのですが

「これなら何とか噛めます、最初は痛かったけど(^0^)」

というお気遣いに何とか沿うことが出来ました。

あとは、装置を稼働させるかどうか

コロナの第2波ではないですが　余談が頭を過ぎりますが

無事にここまで出来たことは　患者さんにもスタッフにも

感謝ですね(^_-)-☆

あとは、80～90歳になったときのリカバーを

今から考えておかねば(;゜ロ゜)