虫歯→処置→虫歯の再発 の行く末(ーー;)

4ヶ月ほど前に投稿した記事内容
虫歯予防を当医院で行っていて
なるべく歯を削らない壊さない!
を目論んだにもかかわらず・・
処置控えの理由は、入れ歯から無歯顎になる
時期を何とか遅らせるという意図があり
それは噛めない入れ歯となる最大の理由が
歯科治療でありがちなブリッジという処置では?
という私の思い込みが今回の本人の希望を
無視?説得して今に到った その後の経過
2025年2月 親知らず抜歯後2ヶ月後の状態
ブリッジ形成は出来る状態ではあるものの
本人と相談し、焦って作るよりはもう少し
傷口の治りが落ち着くのを待つことに
同時にプラセンタの組織賦活作用の説明
ラエンネック2アンプル使用
同年の3月 治りはかなり良い感じなので
もうソロソロと思いましたが本人希望で
ラエンネック2アンプル追加使用
同年の4月初旬これ以上の改善は年単位になることを
説明し、本人の都合や予定に合わせるという事で
一週間後に修復処置に入ることを約束し
咬合密で咬合位の低下を懸念し形成を
工夫することを了承してもらい
機能咬頭を残して形成し、生活歯の補綴で
憂慮すべき根管治療の事を考えて穴あきに
する代わりになると説明しました。
手前の歯の全周を削る方法より数段気を遣い
時間が掛かった上に仮歯の修正も行い
その日の予定を終えるのに2時間半ほど
患者さんと一緒に良い結果を目指し
ほぼ終わって色合いのチェックをする段階で
set時の作業が複雑になることに気づき
疲れが一気に増していったのを思い出します。
削って型取りして仮歯をしたのが土曜日
次の日の日曜日に気になって連絡すると
多少痛むというので急遽休日診療を決断
レントゲンにて形成の問題点と二次う蝕?
今 痛みは治まっているという言葉を信じ
丁寧に磨くのと噛み控えを指示?お願いし
二週間後に技工所から届いたset物を事前チェック
模型では見えない問題と見える問題を整理
この時点で、set予定日はまた長時間診療に
なることが予測され本人に電話連絡しました。
型取りをしてから二週間後、連休が迫っている
事もあり休日返上で、setと虫歯の処置を時間を
気にすることなく出来るように予定を組んで
仮歯を外そうとしたときの仮歯の汚れの問題も
さることながら、適合もいつものようにスッと
所定の位置に納まらず、圧を掛けながら挿入
(ーー;)
調整中にマージンの破折を起こした事もあり
休みの所申し訳ないと思いましたが技工の方に
携帯へと問い合わせると、丁寧に対応してくれ
おそらく残した咬頭の形成が角度的に歯軸と
形成が多少ずれているのが気になったと・・
そこで頭の切り替えを自分に言い聞かせながら
虫歯の処置と形成をやり成す計画を本人に説明
まず手前の詰めた下に虫歯が再発している
部分の詰め直しを浸潤麻酔下で行い
最後臼歯の残した咬頭を削除して、ふと咬合面に
切削片の塊が残っているので慌てて確認すると
視力の低下というより認識能力の問題か(;゜ロ゜)
日曜の10時~12時すぎまで額に汗かきながら
なんとか気持ちを切らさず最後まで患者さんに
無理は承知で頭を下げながら処置を終わらせて
連休を挟んで3週間ほどしてから届いたセット物
set時の調整は10分ほどで終了したのですが
患者さんの口腔内の唾液の量に翻弄され
仮歯と本場の違いを本人があまり感じていない
感じも一寸気になりましたが それより
set後約3週間後のブリッジ周辺の汚れと
プラセンタを使用したにもかかわらず
抜歯窩の治癒過程(縫合の不備?)が・・
それと、こちらの不備により行った行為が
常に直面する経営面での課題となる事案へ
入れ歯と違う歯冠修復はボケ老兵には厳しい!!