神経の治療? 歯は脆くなる!


神経の処置後

歯が生き物である証

それは神経と血管が

歯の中に存在し 生けるまで

全うしうる臓器であること

しかし、歯の痛みは絶えにくいもの

その痛みから逃れる最終手段が

-”歯の神経の治療”-

神経と血管を一部あるいは全部

取り出して歯を一定期間使用可能な

状態にする高度な処置方法

で、その後は・・・

神経の処置後こちらは旦那様の紹介で

2009年授乳期の治療の相談で

来院されました。

親知らずの痛みで受診して

抜かずに他の虫歯6~7本

処置が必要という説明に

驚いて、旦那様が受けた

予防処置で虫歯が縮小した

と言う経験?思い込み?

で何とかならないかと

神経の処置後確かに歯と歯の間に虫歯が

確認出来ますが

レントゲンでは?

それより右の下と左の上の

神経を処置した歯が

神経の処置後今後どうなるかが問題では?

と本人に伝え生活指導をし

様子を見ることにした次の年

2010年6月の左上の歯の破折

とりあえずプラスチックで埋め

本人の生協を利用した食の拘りと

産婦人科での菜食主義の食事指導を受けていて

旦那様のサポートもあることから予防を期待し

そのまま様子を見ることに

神経の処置後

 

2012年9月に右下の奥歯の

同じように神経を処置した歯の

詰め物が欠けたときのレントゲンで

根の詰め物の状態の説明と

今後の対処法を相談しました。

神経の処置後

2013年9月 再度破損してきたときは

多少悩んだようですが

白い被せ物で処置をしたいという事で

詰め物を取り除き中を見ると

思ったより歯の質が弱まっている

ように見えたので

神経の処置後急遽ドックベストセメントを使って

歯質の改善を期待するため一年ほど

被せ物を待ってもらうことをなんとか

承諾して頂き、あと本来なら根の処置を

やり直すという考えもあることを伝え

 

神経の処置後

このレントゲンを撮り直し

その問題は神経の処置の性格上

このままで良いのではと言う

結論になり

あとは、一年間の猶予を頂くため

神経の処置後

仮歯を即興で作り

食事の仕方の一工夫を提案し

なるべく壊さないように注意して

もらうようにお願いをしました。

 

 

ただ、仮歯の厚みが取れなかった分

思ったほど仮歯が保ってくれず

神経の処置後2014年2月に修復処置に入りました

根の処置をやり治さないこともあり

残った歯をなるべく残すよう

削るため

 

 

神経の処置後

本来削るところまで追求せず

なるべく硬いところを残すように

二次う蝕との兼ね合いもありますが

今回は予防が期待出来る方なので

見た目もチョット我慢して頂き

 

神経の処置後

歯周病の安定のことも説明し

普通ならNGがでるところ

この状態で終了に

 

 

神経の処置後

2017年の検診の時のレントゲン

根尖は移ってないのですが

前の小さい臼歯の虫歯が

チョット気になる出していますが

歯質の強化は出来たように思います。

神経の処置後ただ2015年7月

以前破折したところを

プラスチックで埋めた左の奥歯が

また欠けてきています。

 

神経の処置後周りから眺めても

確実に歯の質が悪くなって

来ているように見えませんか?

これに被せ物

しますか?

やはり、神経を取る

神経の治療をする

はなるべく避け

海外の先生が言っていたように

抜く歯になる

抜いてもおかしくない歯にする

と言うことのように思うのは

私だけなのでしょうか?

白い綺麗な歯ににして欲しいという

患者さんの要求には・・・

酷な言い方ですね きっと

(;゜ロ゜)

 

 

 

 

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です