予防で歯髄保存が出来ても・・
2010年1月 インターネット情報を頼りに、
他医院での治療を中断し来院
ご両親が医療関係と言うこともあり、
既存の処置と違う
予防処置に興味を持ったようです。
8歳での受診状態が
乳歯と永久歯の混在期であり
詰め物の処置より
衛生士の衛生指導から始めることに
親子さんと共に話し合い同意を得ました。
2014年7月 学校検診の紙が来たときの受診
多少の問題はあるとしても、
虫歯の経過に気を置き
2015年9月 2度目の学校検診虫歯勧告で
最後臼歯の噛み合わせの問題を指摘するも
虫歯のコントロールを希望ということで
一番 虫歯の進行が疑われる歯を
レントゲンで状況を確認、
本人と家族への説明
生活指導を兼ねて衛生指導の徹底を
しかし
頻繁な来院は学業の関係で無理のよう
2016年4月 3度目の学校検診で
両側の下の奥歯に予防では問題がある
虫歯を指摘するも
まだ、本人を信頼したいとのこと
(;゜ロ゜)
2017年8月 当医院の検診呼びかけの来院時
そろそろ問題だと言うことを
写真で確認してもらい
3本の処置をしたうちの1本が
かなり虫歯が進行してい事を伝え
虫歯の深い歯の処置は神経を守る
処置をしてプラスチックで蓋をし
矯正処置をしないのであれば
運動時の体幹を注意するよう
注意したのですが
2018年7月に 歯牙破折で来院され
全体のレントゲンを撮らせて頂き
考えられる処置内容を説明し
運動と歯の関係も説明しても
神経保存の処置を選択され
ドックベストセメントを応用した
歯髄保存後の痛みコントロール後
金属での処置は望まないとのことで
強度的に不安はありましたが、
セラミックで蓋をしました。
2019年2月 残存部分の歯牙破折で来院
神経の処置を説明するも、
痛みが無いので同様に保存処置後
そのままを希望され
プラスチックで蓋をし
噛み合わによる問題加速を踏まえ
交叉咬合の改善を矯正処置でと進言
受験を控えていることもあり
時期的に?無理のよう
同年の8月に インレー体が割れて来院
少なくとも、冠を被せる必要と
矯正の再考を説明
このレントゲンで歯髄保護の成功を
説明したためか
とりあえずいつもの蓋を・・
2021年1月 再度仮詰めのプラスチックが外れたと
ちょっと、問題が大きくなったかと
レントゲン確認すると ちゃんと、
天蓋が確認され歯髄保護は大成功!!
なんですが、噛む歯にするには・・
(;゜ロ゜)
結局、蓋だけして責任回避?!
このままというわけには(ーー;)