思い入れ? 執念!?
受付が、驚いた顔で
「わざわざ、東京から診て欲しいって電話が!」
珍しいとは思いましたが
「●●さんの紹介の××さん おぼえてます?」
そんな会話をした覚えが?数日前も怪しい中
2015年5月に初診で来院 その時は埼玉在住
他医院にて処置してもらっていたが、
左下の冠が外れたことを期に
当医院を紹介で受診
どうにかして欲しいという要望に、私は
「抜くのが嫌でしたら放っておきましょう!」
で、同年の9月まで9回ほど衛生指導に来られ
その後プッツリ音沙汰が無くなり
2020年2月 東京に事業所が移ったようで
東京のとある高級住宅街にある歯科医院で抜かないならと
提案された処置が仮歯を作るということだったようで
その仮歯を外して欲しいと来院
レントゲンを撮るなり思わず口から出た言葉が
「もう抜きましょう! ってか浮遊してますヨ!!」
「そんな感じしないんですが、ただ顎が腫れてきて・・」
どうしても自然に抜けるまで我慢したいとのこと
「仮歯を外すより、抜いた方が絶対楽ですよ!!」
という提案にも
「麻酔無しで、だって今 痛くないんで おねがいしますよ!」
ものすごい頑固さ というより自然派 ビーガンを目指しているよう
思いは理解出来ますが、ここまで来ても?の感はあり
「では、自己責任ということで!」
仮歯を削るのも一苦労し 破砕する段階になって
「やっぱり麻酔お願いします(;.;)」
でしょうねぇ~と思いながら
「折角麻酔するのなら、抜くのは?」
最後の念押しもサラリとかわされ
通常終了の午前診療を1時間以上延長し
4ピースに分解してやっと外した舌側の状態に
逆立ち!! 良く抜けずに外れたな(O_O) と
2時間近くの延長料金は、などと考えると
「あとは、東京の歯医者をちゃんと選んで通って下さい!」
と終わろうとすると
「月一回でもこちらで診て欲しいのですが、駄目ですか?」
ここで、湧いてきた言葉が強面漫才コンビがよく言う
「ちょっと、何言ってるか 分かんない!」
でしたが、受付が気を利かして私から患者さんを遠ざけ
御本人の東京談義に花を添えて
「仙川ですか? 良く行ったんですよぉ〜(^0^)」
その会話を聞いていて、5年前の患者さんとのやり取り
カルテを見直しながら思い起こし
思い入れ は 執念に これを今後に活かすには・・(^_-)-☆