リカバーは患者さんとともに?!
2015年の12月に、詰め物の不調で来院
その時には気にならなかった下のブリッジ
2017年7月に、下のブリッジを支える歯の痛みで来院
とりあえず除去することに
ここまでするのに使った労力と時間が(;゜ロ゜)
やっと、根の処置が出来るとこまで見て冷や汗が
神経の処置がしづらそうな形態では・・
このレントゲンで、御本人に抜く選択肢の説明をするも
「何とかなりませんか?抜くのは嫌なので!」
予測した答えが返ってきたので
根の処置の問題も説明し、様子を見てもらい
約一ヶ月後に
蓋をさせて頂き 噛めるようにしたのが
このような入れ歯を工夫した設計で
作ってくれる技工士と打ち合わせをして
適合は少し悩みましたが、何とか噛めるところまで
調整をさせて頂き 今後の問題を丁寧に説明し
「噛みすぎず、身体を労ってあげて下さい!」
と告げたのが同年の10月 それから暫く
衛生管理に通ってもらうつもりがそのままに
2018年の11月に再び同部の痛みで来院
全体の写真でチェックすると、問題は
ストレスコントロールではと説明し
口腔衛生を兼ねて様子を見ていくと
4回ほどで痛みが治まっていったので
今度痛んだときは抜歯の説明をして終わりました。
2020年3月に転居で来院が困難になる報告と
違和感を覚えているようなのでレントゲンと所見で
「もうそろそろ、抜く決断を・・」
に、全く聞く耳を持たず
「抗生剤で散らすのはだめなんですか?」
底は何度も説明してきたつもりなのですが
今回は患者さんの意向を尊重し
もう少し、ご自身の身体を労ってもらうようにお願いし
できるだけ衛生状態くらいは改善するようにして頂き
このように綺麗に使って頂けたことを感謝しつつ
転居先の歯科医院に痛くなる前に受診するよう
念を押させて頂きました。
ブリッジをした後の問題は 噛めない入れ歯になるか
高額医療のインプラントになることを避けるには
歯医者と患者さんの連帯が問われると言うことを
何とか理解してもらえたら
「出向先で診療所を紹介して頂きたいのですが・・」
これが一番悩む所なんですよねぇ(^_^;)