長いお付き合いは偶然に?!
初めての出会いは30年以上も前
2番目に長い経歴の患者さん
東京での開業場所に通われたときは
60代前半の働き盛りで、歯は一応揃っていました
2001年の10月 桶川の診療所に来て頂いたときのレントゲン
上の入れ歯は、残根歯の上から保険で作っておきました。
2004年10月にやっと割れた残根歯の抜歯を承諾頂き
入れ歯を修理し 2008年12月に
いよいよ自費診療で入れ歯を作ることに
三種類の入れ歯を体験して頂き、御本人の感想が
「保険の入れ歯が一番使いやすい!」
というお褒めのお言葉が心に突き刺さりました(^_^;)
2011年11月 下の歯にも問題が発生し始め
苦手な下の入れ歯に着手
2013年7月に上の入れ歯の支えている歯が破折
ここから、咀嚼能率低下が顕著に
2015年8月 下の歯が両方に問題を抱え
上下で入れ歯の新調を自費で行うと
下の入れ歯は使いたくないと置いて行かれました
「きつくて外せない!!」と言う理由で(ーー;)
2016年10月に 下の歯が痛んで入れ歯を修理したとき
上の入れ歯を把持力を改善するため作り替えることになり
同時に下の入れ歯を作り替えを打診するも
「もう先が長くないから!」 と
その後、親知らずの痛みから2本同時に歯を無くされ
2018年10月に総入れ歯移行型の入れ歯に
その時も、頑なに下の入れ歯は修理で
高齢で遠方より来られることを心配し
近場の歯科医院を紹介し 調整をしてもらうように指示
したのですが2019年6月 上の奥歯の残った歯を
抜いて欲しいと来院され 「絶対迷惑はかけないから!」
でも、下の入れ歯は
「これでちゃんと噛めるから!!」
とにかく、要望に添って処置をし紹介の歯科医院へ
通うよう強く指示したのですが
2020年3月に
「上の入れ歯が壊れたから、そこだけ付けるダケで!」
断るわけには行かず、天気の良い日にという条件で
見ると、壊れがその場で修理出来る状態でないので
壊れにくい構造に変更させて頂き
無理を承知で
「最後になると思うので ちゃんと作らせて下さい!」
前々から用意していた型取りの器材でその場で精密に型取りし
以前 使ってもらえなかった入れ歯を技工に提示し
デザインを熟考して頂き、最短で作って頂きました。
今の所 連絡が無いと言うことは 何とか使えているかと
保険の入れ歯を使っているかもしれませんね(;゜ロ゜)
ここまでお付き合い頂けたのは
崩壊が上顎から始まった偶然と 初めて自費で作った
金属床の入れ歯が偶然?すこぶる良かったからかと
途中、自費診療に懐疑的になられたのは残念でしたが
お互いの信頼は、技工所さんやスタッフの協力無くしたは
あり得なかったナァ~
そうそう 受付の妻の対応もですね(^_-)-☆