微かな希望に縋って!重度歯周病への挑戦 4年経過
歯学常識では、一寸問題有りの対処法?!
歯性感染症や摂食障害の観点から
早期抜歯で入れ歯かインプラント
という流れが妥当と考えられる症例
身内であるが故の苦肉の策で
矯正後の保定+機能美デンチャー
にて経過を追っている状態が
4年を経過してきているという
正面観はなんとか誤魔化せても
裏に回れば綻びが見え始め
奥歯を覗き込むと、本人の頑張りとは裏腹に
レントゲンでは冷や汗が出てくるという状態
checkをしてくれる衛生士に問いただすと
「奧の歯肉から排膿があります!」に
「あと何年保ちそうですか?」という返し
「エアーフローだけでは・・」「だよねぇ~。」
何度も繰り返す問答
「えっ 大分変わったわよ生活習慣が!」
そこに期待ですね(^_-)-☆
2022年3月26日 「どうしても気になる!」
という本人の訴えで 私は
この歯根露出で動揺が出てきて排膿がある
左上奥歯か
再三の固定処置でなんとか持っている
右の上の奥歯かと考えるのですが
当の本人は
左下5番がズッと気になっていたと
確かに咬合調整を繰り返し、詰め物が
はじき飛ばされ応急処置で済ませてある
歯であることは事実なので
よ~く話を聞くと 被せ物希望のよう
で、便宜的に神経の処置をするため
神経到達の切削をしても出血が無い
レントゲン的に根尖の問題は無いので
不思議に思ってファイリングに移ると
手用器機で出血を確認出来たので
電動器機に変えるといきなり多量の出血が
何度も根の長さを測るも 22 20 19㎜と
安定した数値が出てこないのに困惑している
そんな時に限って来客が・・(^_^;)
やむを得ずFC固定をしてビタペックスで確認
「ありゃ、根尖が 思ったより太い!」
でも当の本人は
「出来れば、セラミック被せてほしいわぁ~!」
頼む、5年はこのままで(;゜ロ゜)
同年3月31日 まだ痛いというので浸麻をして
メーターで確認しながら拡大し直し
根充してみると
「そのはず、突き出てる ゴメン!!」
「いいのよ、前から変だった歯だし(^_^;)」
慰められては立場が・・
通常ならこのままで様子見ですが
矯正や補綴 いや世間体かな?
根充剤を引き抜いて次回に考え直すことに
だって今までの苦労が
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