珍しい受診?! 苦手領域に苦戦
2022年1月8日 連絡無しの突然来院
今まで通っていた診療所は隣街
ずっと真面目に通っていたけど
突然の閉院で近場の診療所へ
痛んだところのレントゲン説明で
「得に問題ないですよ!」で不安になり
再び痛みが出たことに疑問を抱いての・・
全体のレントゲンを撮って確認すると
これは真面目に、ちゃんと治療で通って
いたことが痛いほど分かる状態です。
熱いものが凍みるようになったという右下
今は落ち着いているというのでお口の中を
驚くことに、ほぼ実費処置(O_O)
今までの経緯を詳しく聞き 処置より
先ず衛生士の予防プログラムの説明を
すると 以前の医院で受けてきていると(^_^;)
同年1月20日 再度痛み出したと来院
すぐに、考えられる原因の歯の詰め物を外すと
確かに問題が出てきそうな状態なので
神経の処置を始めるといきなり膿が湧き出て
「これは痛かったでしょう、お正月の時も・・」
「眠れないくらいだったけどネ!」
それを、治まったからって(^_^;)
そう思いながら処置を進めると出血も
これは・・と一抹の不安が指感覚を刺激し
再度目視で確認しその不安が的中したので
ビタペックスを応用してレントゲン確認
複根のようで単根 とも違う
他の症例ですが、単純な単根であれば
病巣まで薬剤は届くし 閉鎖していれば
同じように途中で止まってしまう
今回の根は明らかに解放根 なので
その日は薬剤消毒で止めることにし
同年1月27日 再度 手指による拡大清掃を試みるも
指が思うように動かず、根管の長さを測る
メーターに困惑させられながら
「これは、若い先生に任せたいヤツだ!」
思わず禁句を口にして患者さんの不安増強に加担
出来る限りのことはして確認のレントゲン
「根尖が別れてるヤン、よく糊剤が入ったなぁ~!」
また余計なことを叫ぶように言ったこともあり
根尖病巣の改善が確認出来るまで被せ物は待ってもらう
という言い訳でその場を繕う自分に 受付(妻)が
「で、被せ物はしないなんて言い出さないでしょうね!」
いつも注意されるけど、患者さんに
「根の病気があったので・・・」
と視線をそらしながら伝えると
「被せてもらえるんですよね!」
「被せないでおくのも・・」
「どういうことですか?」
「どちらにしても抜けていくことに・・」
「じゃぁ、どうするのが一番良いのですか?」
「それはご自身の好みに・・」
周りはまた始まったという呆れかえった雰囲気に
不得意なんですよ、この話は(^_^;)
<後日談>
同年の2月に入ってから
朝の散歩で良く会う方が
「●●さん行きました? 紹介しといたんですヨォ~。」
記憶力の良い妻が
「あぁ、あの方ですね ご紹介ありがとうございます!!」
一瞬誰のことか分からなかったですが、妻の
「根の治療で膿が吹き出た人覚えてない?」
あぁ~ あの
突然の来院には違いなかったですが
紹介されてたとは(;゜ロ゜)
無事、症状消退して納得したもらえたようで
一安心(^_^;)