審美VS予防 (Ⅲ 愁い)
前回で、患者さんの不安がピークになり
元々の希望であった 審美の回復 を
かなえるべく 当院を離れる結果になった
その後について、まず
2007年5月 初診から3年経った補綴開始前のX線
2012年1月 前歯補綴開始時の写真
この状態が色々な修復を重ね
2018年4月に 歯周病の状態把握で撮った写真
2020年7月に 他院転移の為、持参して頂く用のX線
これで、もう写真を撮ることも無いという脱力感と
責任が肩から落ちていく感覚が複雑でしたが
2021年5月に 前歯の補綴不備を訴えて再来院
このX線で、私が危惧していたことが
全て現実になっていることを確認し
補綴のやり直しか治療費の返還要求を
患者さんに提案するも
「もう、アソコには行きたくないし
争う気もしないです、ここでお願いします。」
これを見れば、一見良さそうに見えるのですが
御本人の感覚と私の問題指摘で共通意識が
「期待外れだった!!」に
さぁ これからのリカバー 私がかぁ
「歯周病は治りますよね?!」
に 返す言葉が見つかりません
ベストを尽くすのみなんですが
「すいません、保険で・・」
きたぁ~ 呪縛的フレーズ(;゜ロ゜)