自然治癒は望めない場合
2002年5月 入れ歯の新調で初診来院
その後、年に1度は汚れを取りに来院され
2016年4月 欧州に海外赴任を機に 見た目の改善希望
当医院のブリッジ反対思考に他医院でのインプラント説明
入れ歯での希望で
この時に撮ったレントゲンで
右下のブリッジを支えている歯の問題を指摘
そのまま海外に飛び立たれ
2019年4月に右下の違和感で来院され
ブリッジ除去で入れ歯の説明するも、そのまま様子見に
自然治癒力を期待か?!
2020年6月 痛みでは無く腫れで来院
すぐに、レントゲンで確認
もう、自然治癒力に期待する時期では無いことを説明
ブリッジの除去と投薬するも、翌日 腫れが増し
明らかな炎症拡大を確認、急遽切開排膿をし
念のため、口腔外科に検査依頼をお願いし
2020年の9月 消炎を確認し
根の処置を確認した後
残せない歯の部分だけ除去し
2020年10月 抜いた場所の安定を確認してから
入れ歯の安定と噛む能力の向上を考え
装置を組み込み
破折防止を第1に考えた入れ歯を作成するも
1,舌側の厚みが気になる
2,しっくりした装着感が無い
との訴えがあったので
再度、作り直しを技工所さんに依頼し
2020年11月に やっと納得した入れ歯が出来上がりました
私としては、第1番目が入れ歯としては安心なのですが
御本人の希望を第一に考え、私の意見は引き下げることにしました。
私が、いつも訴えている 予防 と 自然治癒力(免疫)
に付き合ってくれている患者さんだし
「どうしても保険では・・」に
「分かってます、なんとか工面します!」
そんな関係になれたから
ココまで来れたんですけどね(^_^;)